さて、今回はもう少し具体的に海外を活用した資産運用について

お話していきたいと思います。

最初にお伝えしておきたい事は、私自身は博打的な資産運用は絶対にしません。

「オイシイ話」ではありません。

基本的に私自身が行わない事をお客様へお薦めする事はありません。

ただし、もちろんお客様によって資産の大小・バランスが違いますので、コンサルティング内容は変わって来ます。その上で、「私の体験」を一般化してお話し致します。

先月29日から8月3日までマレーシアのクアラルンプールとジョホールバル、

シンガポールへ出張に行って来ました。

FBでも既に少し触れさせて頂いていますが、「海外」というものを活用した資産運用について考察を深めて来ました。短いながらも色々と飛び回って体験・経験して来た事を少しずつまとめてお知らせして行きたいと思います。

昨日の株価1,100円下げはさすがにびっくりしました。

暴落のきっかけは中国の経済が思った以上に悪かった。これだけです。

緩和が始まる前に、株価が高騰したように、

下げる時もたったこのような理由だけで下げるのが「株投機」という物です。

下がったら下がったで「いつ買う？今でしょ！」と言う訳ですが、

これも投機の何物でもありません。

何だか最近株が凄いらしいという事で株式投資を始めた方も多いと聞きます。

今日は思い切り下げたからと言っても、昨年末から比べれば2倍になっています。

今日も話題持ち切りの金利です。

異次元緩和（日銀の国債購入）を持ってしても、金利が上がって来た！と騒いでいる訳です。

ただ、今回の上昇の要因は、アメリカの景気回復、インフレ期待による債権から株へ、という流れの中だと思いますので、短期的には緩和を続ける以上、急激な変動は一時的なものだと思います。

黒田日銀総裁の下で異次元緩和が実際にスタートしました。

2年でマネタリーベースを２倍にするという緩和です。

マネタリーベースとマネーサプライは共に「市場に流通しているお金」ですが似て非なるもので、マネーサプライは「銀行の持つお金」が含まれません。

今朝も安倍さんと黒田さんのお陰で信じ難い上げ幅で始まりましたが、年始からまさに人間より猿の方が利益を出せる相場「猿相場」の様相の株式市場です。
完全な上昇相場なので、あっちの株の方が上がりそうだと目移りせずにようは下がっても上がるまで待てば利益幅の大小は抜きに、絶対に損はしません。あれこれ考えない猿の方が利益が出せるそうです。笑

今日は少し下げているようですが、ここの所の株の上昇を必然と捉えるか、異常と捉えるか。

つまるところ、景気と株は「将来への気配」だという事を最近身にしみて感じています。アベノミクスやら異次元緩和といくら言ったって、今の所、安倍さんも黒田さんも実際にはまだ何もしてないのですから。
株の次は消費税前の駆け込み需要も相まって不動産が上昇するでしょう。しかし、これも「気配」でしかありません。
この「気配」は政治家の一言で変動してしまうのですから、身を委ねるにはリスクが高過ぎると見るべきと私は思います。

我々はマネーゲームの中でも、バーチャルの中に住んでる訳も無く、実態経済の中で生きているという事を忘れてはならないと思います。
「気配」に惑わされずに、自らで資産をコントロールして行く不動産選びや投資が国も個人も強い生き方のベースになると考えます。