昨日の株価1,100円下げはさすがにびっくりしました。
暴落のきっかけは中国の経済が思った以上に悪かった。これだけです。
緩和が始まる前に、株価が高騰したように、
下げる時もたったこのような理由だけで下げるのが「株投機」という物です。
下がったら下がったで「いつ買う?今でしょ!」と言う訳ですが、
これも投機の何物でもありません。
何だか最近株が凄いらしいという事で株式投資を始めた方も多いと聞きます。
今日は思い切り下げたからと言っても、昨年末から比べれば2倍になっています。
もしも、今の時点で2倍近くの利益(含み益含む)が出てないという事であれば、
それは投資ではなく投機をしていたという事です。
株式投資をしたい方は投資と投機は全く違うという事を
一度見直す良い日だったと思います。
私の考えはとにかく
①現金 ②株式 ③債権 ④貴金属 ⑤不動産 への資産分散です。
資産形成の1ステップとしては、
「分散した資産の1つを現金化した時に家族が最低1年間は養って行ける額」
を目指したい所です。
丁寧に資産を形成をしたいという方が株投機をしたいのであれば、
少なくともこの資産分散が出来てからだと思います。
そして、一番難しいのが、やはり⑤の不動産です。
一番ウエイトが大きく、ローンが絡む上に、最も現金化し難い資産だからです。
さらに、資産と割り切れず、住まいという生活に直結した
「豊かさ」と「安全」を担うものだからです。
建築・不動産を商いとする者は、
お客様にしっかりとした資産を形成すると同時に、
家族の豊かさと安全を育めるようでなければなりません。
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