今日も話題持ち切りの金利です。
異次元緩和(日銀の国債購入)を持ってしても、金利が上がって来た!と騒いでいる訳です。
ただ、今回の上昇の要因は、アメリカの景気回復、インフレ期待による債権から株へ、という流れの中だと思いますので、短期的には緩和を続ける以上、急激な変動は一時的なものだと思います。
この緩和策、ソフトランディングさせられるか、ハードランディングとなるか、全世界でも誰もやった事の無い試みであり、はっきり言って誰も解らないのです。
政権は世界からも認められた経済対策と言う認識で居るようですが、日本が実験台になっているという感も否めません。
とは言え、現代の国と経済との関係は、お互いの国債を持ちつ持たれつですので、日本が破綻したから自分の国の経済政策はこうしよう。なんて悠長な事は言っていられません。
ギリシャやキプロス程度の経済規模の国が破綻するだけで、ヨーロッパを中心に世界中が混乱するぐらいですから。
日本がもし破綻しようものなら、それこそ全世界の経済がリセットされるようなインパクトです。
いずれにしても、金利を中期的に見れば、「急激に上がるか、徐々に上がるか」が焦点であり、これ以上金利が下がる事は有り得ません。
そこで、住宅ローンの変動か?固定か?は、ある種の永遠のテーマですが、あくまでもケースバイケースですが、不動産価格の50%以上の流動資産(現金や株式等)を持たずに、ローンを組む方であれば、私は固定を断然にお薦めします。
しかし、これも経済が今後どうなるかとか、金利が低いからとか云々では無く、あくまでも自分自身の資産バランスや家族のライフスタイルによるものであって、決して周りに振り回されてはいけません。
「自ずからの道」を選択するべきです。
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